土地購入のポイント
土地探しと購入するには、「知識」と土地を探す動機を再認識しておきましょう。
目的と理想に合った土地を探すポイントを決めておくことが大切です。
【法的規制】
①用途地域
最も基本となる建築物の制限のことで、建築できる建物の用途等を定めた地域のことです。
用途地域の中で、住環境に最も適しているとされているのは第1種低層住居専用地域です。
低層住宅に良好な住居の環境を保護するために定められている地域です。
②建ぺい率と容積率
土地の広さに対し、どのくらいの大きさの家が建てられるかを左右するものです。
建ぺい率:敷地面積に対する建物面積のこと
容積率:敷地面積に対する延床面積のことです。
玄関やバルコニー、ロフト、地下室などは延床面積に含まれません。
③接道義務
都市計画区域内の敷地において決められています。
建築基準法で認められた幅員4m以上の道路に、2m以上接していなければ建物を建てる事ができません。
全く道路に接していない敷地や、道路に接している部分が2mに満たない敷地は、原則として家を建てられないのです。
①予算を決める
住む目的に生活設計に応じた土地を見つけるために、ご家族の総予算を決めましょう。
②希望エリアを決める
どのような住環境のエリアが良いのか決めましょう。
子育て環境・医療の充実・自然環境・交通の便・・・優先順位を考えましょう。
これから永く住む場所を選ぶわけですから、将来的な家族環境までも考慮してエリアを決めることが大切です。
③その他
ゴールを決めていきましょう。
・いつまで
・土地の広さ(家の間取り、庭等)
実現したい暮らしをイメージして、このように購入前に決めておくべき事が、それぞれのご家族のライフステージに沿った条件になります。
①インターネット
インターネットの良いところは、情報量の多さです。
遠方の土地でも、現地に行く前に検索することができます
キーワードで検索することで、どこでもいつでも土地探しができます。
注意点として、インタ-ネットの情報は古いものも掲載されているので、必ず確認をしておきましょう。
②自分の足で探す
周辺環境を見ながら、自分の足で歩いて探す
インターネットには掲載されていない掘り出し物の土地を見つけることもできるかもしれません。
気になる土地を見つけたら、必ず現地に見に行ってください。
③不動産会社に依頼
不動産会社は、家や土地の情報や知識を多く持っています。
希望の土地や条件ついて相談し、候補地を探してもらうことができます。
④ハウスメーカーに依頼
ハウスメーカーは直接家を建てる会社です。理想の家から土地の紹介まで相談に乗ってくれます。
⑤工務店に依頼
希望のエリアが決まっている場合、工務店の多くは特定エリアを対象にしているので、工務店へ依頼する方法もあります。。
①周辺環境
・街並みや住環境といった、土地の立地や雰囲気、騒音
・商業施設:スーパーマーケット・病院・銀行など
・公共施設:市区町村役場・教育施設(学校・保育施設・図書館)
・自然環境:公園・緑が多い
・公共交通機関のアクセス
②日当たりや風通し
・土地の方角や季節ごとの日射角度によって、日当たりが変わります。
一般的に「南向きの土地が良い」とされていますが、「日射角度」「日射で生じる建物の影」で日当たりが悪い場合もあります。
朝・昼・夜ごとの現地の確認すると良いでしょう。
季節ごとに確認できれば一番いいのですが、なかなか難しいので不動産・ハウスメ-カ-など確認してみましょう。
③土地の形や方角
・区画:どの区画ポジションを選ぶか
〔角地〕
・囲まれている面が少ないため開放感がある
・敷地の2面が道路に面しているので、感覚的にも、視覚的にも開放感は抜群
・配置的にも角地は2面が道路に接しているため、車の入れ方を2パターン考えることができます。建物、庭等の配置を考えやすい。
決して中地はやめたほうがいいということではありません。土地の方角が重要なポイントです。
・南向き
南向きの土地は目の前が道路なので、南からの日当たりが保証されます。北側に『建物』を配置して、南側に駐車スペース・お庭を配置するのが基本になります!
・北向き
北向きの土地は、南側の日光を充分に確保するために、後ろの宅地(南側)の建物からの距離が必要になります。
最低限の駐車スペースを北側に取り、建物はできるだけ北側に寄せて配置!南側に確保した距離分を庭に配置するのが基本的です。
土地の区画や方角は快適な日常生活をおくる上で欠かせない要素となります。
④災害のリスク
安全・安心のために、地震・台風・豪雪等の災害から、すぐ避難できる施設があるかチェックしておきましょう。
希望の市町村のハザ-ドマップを確認するか、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」で、エリア別被災想定区域・避難場所・避難経路・防災関係施設を、確認しましょう。
⑤土地の高低差・水はけ・地番
土地を整地するための特別な工事が必要となるなど、工事費用がかさむ原因になり予算をオーバーする可能性が出てきます。
高低差を利用した家を設計することは可能なので、事前に調査しておきましょう。
〔買わないほうがいいかも?〕
人生のなかで家を建てると決めて、土地を探すということは大きな決断です。
失敗しない土地探しのために、買わないほうがいい土地の特徴を知っておきましょう。
①地名に気を付けて見ましょう。
「池」や「沼」という水に関する漢字が入っている地名は、以前は池や沼だった、またはその近くにだったことが多いです。
これらの土地は、地震が起こったときに液状化現象で大きな被害が出るリスクもあります。
今の状態は良くても、以前はどのような土地だったのかを知ることも大切です。
心配な場合は、「国土地理院」が出している古地図を参考にしましょう。
②斜面に面した盛土をした造成地・崖地や裏山がある等
自然災害のリスクのある土地ということで、買わないほうがいい土地です。
③その他
形状がいびつな土地であったり、角地で道路に接していない土地など。
土地の境界線を明確にする「境界確定」のされていない土地は、隣人とのトラブルになる可能性があるので、確認しておきましょう。
また、構造的に購入に不向きな土地以外にも、過去にその土地で事故が起きているなどの「心理的瑕疵」のある土地や商売のための土地なら、過去何度も店が入れ替わっっいる土地など
<おすすめの土地>
「北に山や丘、あるいは森林があり、東に大きな川が流れて、南に広々とした公園や畑があって、西に幹線道路などがある」は最高!
家を建てることは人生のなかでも、大きな転機です。
その家を建てるための土地を探し、購入するわけですから悩むことは当然です。
土地に合わせて相談するのも良し、土地から相談するのも良し、土地探しは「ご縁」です。
良いなと思う土地に出会ったら、必ず現地へ行って見てください。
自分のライフスタイルに合うものを選ぶことをおすすめします。
大切なのは、わからないことは解決して、納得のいく土地選びをすることです。
ご家族の夢が詰まった土地選びですから、計画的にゆとりを持って探していきましょう。
購入したご自分の土地に建てた、居心地の良い家で素敵な暮らしを実現してください。
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