◆セカンドハウスの条件(どちらか一つを満たす)=居住用財産
①最低でも月に1日以上は居住すること
②生活必需品として活用すること
◆別荘との違いとは?
〔セカンドハウス〕
利用目的:生活のため
分類:居住用財産
〔別荘〕
利用目的:保養のため
分類:保養施設(日常生活をするための住居ではない)
【メリット】
①優遇税制が受けられる
固定資産税・都市計画税・不動産取得税が減額されるなど、税制面において優遇措置を受けられる。
〈固定資産税〉
基本の計算方法は「課税標準額(固定資産税評価額をもとに算出される価格)×1.4%」
認められたセカンドハウス(居住用財産)は、課税標準額に対する税率が「物件の面積」によって決まる。
200m2未満の物件は1/6に、それ以上の物件は1/3になり、固定資産税が減額される。
〈都市計画税〉
市街化区域の物件を購入すると、都市計画税が課せられる。
基本の計算方法は「課税標準額×制限税率 0.3%(※税率は市町村の自主的判断)」
認められたセカンドハウス(居住用財産)物件に関しては、固定資産税と同じく課税標準額に対する税率が「物件の面積」によって決まる。
200m2未満の物件は1/3に、それ以上の物件は2/3になり、都市計画税が減額される。
〈不動産取得税〉
基本の計算方法は
「固定資産税評価額×3〜4%(※土地・家屋(住宅)なら3%、家屋(非住宅)なら4%)」
認められたセカンドハウス(居住用財産)物件に関しては、
住居は「(固定資産税評価額-控除額)×3%」
土地は「(固定資産税評価額×1/2×3%)-控除額」となり、不動産取得税が減額される。
②通勤の利便性が向上⇒ストレスの軽減
セカンドハウスを職場の近くに所有した場合
・通勤の利便性が大幅に向上
・通勤時間が短縮=数十分〜数時間も歩く必要がない、電車を乗り換える手間がなくなる。
③休日のライフスタイル
職場の近い住居では、オンオフの切り替えがしにくい=仕事で疲れた身体が休まらない=溜まったストレスを発散できない。
しかし、郊外にあるセカンドハウスの場合
仕事から距離を置ける=心身ともにリラックスでる。
趣味を楽しんだり自然を感じたりと好きなように過ごせる=理想のライフスタイルの実現。
④資産になる
居住したり売却したりと様々な活用方法があるため、数ある資産の中でもとくに有用性があります。
【デメリット】
①優遇税制を受けるには、最低でも月に1日以上は居住しないといけないので、定期的に使用する必要がある。
②維持費がかかる
維持費の発生。その金額は、メインの自宅とほとんど変わらない考えられます。
メインの自宅+セカンドハウス=通常の2倍と考えておくのが堅実です。
また、セカンドハウスを頻繁に利用する場合は、電気代や水道代、移動代がかさみます。
そのため、維持費も考慮した金銭的な計画・見通しをに立てておきましょう。
【賃貸のメリット】
①気軽に解約できる
購入の場合は、容易に手放せませんが、賃貸なら契約期間の制限はあるものの、比較的好きなタイミングで解約することが可能です。
そのため、「実際に住んでみたらイメージと違った」という場合も、我慢して居住し続ける必要がありません。
②必要な費用が少ない
住居の購入価格は高額です。ローンを組んで長期的に支払い続ける場合もあります。
その点、賃貸は予算内で価格設定できます。より気軽にセカンドハウスを所有することが可能です。
デメリット
①制限
リフォーム・リノベーションが禁止されていたり、ペットと一緒に過ごせない等、何かと制限がある。
【購入のメリット】
①資産を形成できる
賃貸の場合、毎月家賃が発生し、消費支出にしかなりません。
購入の場合、住居そのものが資産となり残り続けます。
また、資産として金融機関から融資を受けるための担保にすることができたり、退職後に売却すれば、老後の生活資金を補うことができます。
②理想のライフスタイルを実現しやすい
・リフォームが自由なので、自分の思い通りに、好きなタイミングで変えられる。
・ペットも自由に飼うことができるので、自分の理想のライフスタイルを実現しやすくなる。
①住民票を移動?
メインの自宅がある地域に住民票があれば、セカンドハウスがある地域に住民票を移動させる必要はありません。
ただし、生活拠点がセカンドハウスの場合は、セカンドハウスがある地域に住民票を移す必要がある。
②車庫証明について
セカンドハウス専用の車を別で購入した場合は、セカンドハウスがある地域を管轄する警察署にて車庫証明書の発行を申請する必要がある。
メインで過ごす自宅で使っている車を、そのままセカンドハウスでも使用したいという場合も、基本的には同様の手順を踏みます。
ただし、車庫証明が必要な理由を記した理由書や、セカンドハウスの住所が分かる書類などの提示を求められることがあります。
③セカンドハウスでローンを組むことは可能か?
セカンドハウスをローンで購入する際は「セカンドハウスローン」を利用します。
セカンドハウスローンとは、メインで過ごしている住居とは別に、第二の住居を購入する際に組むことができるローンのことです。
通常の住宅ローンの場合は、セカンドハウスや別荘など、生活拠点にはならない住居を購入する際には融資を受けらません。
〔審査に通りづらいこともある〕
セカンドハウスローンの審査において、重視されるのは「返済能力」「雇用状況」「健康状態」の3点です。
そのため、すでに通常の住宅ローンを組んでおり、追加でセカンドハウスローンを組むとなると、一定基準以上の収入がないと「返済能力がない」と判断され、審査に落ちてしまう可能性があります。
誰でも必ずローンを組めるとは限らないので、この点は理解しておきましょう。
〔高金利である〕
セカンドハウスローンは、経済的に余裕がある方の利用が多いため、通常の住宅ローンに比べ金利が高く設定されている。
金利も合わせて問題なく返済できる場合しか利用できません。
セカンドハウスローンを組む際は、返済計画を立ててみて、現実的に利用可能かどうかを確かめておきましょう。
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